月を狩る者狩られる者
 



……そしてかれこれ3日後――。



「繋ぎ役って、どこにいるのよ……」

私は公園のベンチに座り、さっき買った缶コーヒーを飲み干し呟いた。


そりゃあね。いつ接触してくるかなんて分からないから、私の方からはどうにも出来ないけど……。


でも昨日までの二日間で声を掛けてきた男は一人だけ。

もしかしてと思って探っていたら吸血鬼で、しかも例の事件の関係者だった。

そこまでは良かったんだけど、問い詰めてみると結局はただの使いっ走り。

私に声を掛けたのはただのナンパだったそうな……。


結局そいつは協会に引き渡したけど……。
< 340 / 421 >

この作品をシェア

pagetop