月を狩る者狩られる者

聞き間違いだろうか。


ってか聞き間違いであってほしい。


そんな私の思いも虚しく、朔夜は続けた。

「あの部屋は二人で住むには狭すぎるからな。俺のマンションに来い」


「は? 話が見えないんだけど」


「だから、今日から一緒に暮らすんだよ」

「はあぁぁぁ!?」


早朝にも関わらず、私は大声を出した。

近所迷惑なんて考えてる余裕はない。
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