月を狩る者狩られる者
「うるさい」

「仕方ないでしょう!? 大体一緒に暮らすって何?」

「お前を俺のモノにするためだ。一緒に暮らしたほうが共にいる時間が増えるだろう?」


増えるだろうって……。


「私の意思は!?」

「欠片ほども無い」


即答しやがった……。


私は頬を思いきり引きつらせた。


その頃には階段は下りきっており、私は朔夜に誘導されるまま道を歩いた。

少し歩くと、一番近くにある駐車場につく。

そしてその中のスポーツカーに乗せられた。


……あれ? ちょっと待って。

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