月を狩る者狩られる者


……え?



「まさか……一緒に寝るの?」

状況から見てまさかも何も無いのだが、私は聞かずにはいられなかった。


「当たり前だろう? ベッドは一つしか無いんだ」

「で、でもほら。朔夜も今寝る必要は無いじゃない」

何とか逃げ道を探そうと試みる。


「お前と一緒でずっと起きてたんだ。俺だって眠い」

試みはあっさりと断ち切られた。


それでも私は諦め悪く他の道を探そうと考え込む。


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