【完】あたしが君を守るから
「あの落ち着いた雰囲気が好きでさ。俺のじいちゃんも好きだったんだよね」
懐かしそうに、嬉しそうに笑う夏目。
おじいさんの影響で、そして夏目はおじいさんが大好きなんだね。
微笑みながらコーヒーを一口飲む。
あ。苦い。
そしてまた、角砂糖を1ついれる。
目で辺りを見ると、英語で書かれた本が何冊も。
「英語好きなの?」
中をパラパラと捲る。
わーお。全部難しいや。
「結構好き。日本語は曖昧だけど、英語はハッキリしてるし。だから、将来はイギリスやアメリカで暮らしたいんだ」
恥ずかしそうに笑う夏目。