白いジャージ8~先生と熱い想い~
ラブラブカップルの在校生の部が始まった。
20組のカップルが出場していた。
なんだかみんな若くて、かわいい。
一緒に見ていたゆかりも“あの頃に戻りたい”なんて言ってた。
チラっと振り返り、要君の彼女を見る。
女子高生なんだよね。
「直っぺ、優勝は譲らないからな」
なんて言う要君。
「私だって譲らないもん」
と言い返すと、斜め後ろにいた隆介君がポツリと呟く。
「ま、俺がもらうけど」
クールな隆介君はそう言って、要君をチラ見。
初対面なのに、みんな仲良くなっていて嬉しい。
イケメンだらけだし、女の子もみんなかわいくて、自慢の仲間達。
こんなに楽しい時間を過ごせるなんて、あのふたりに感謝だね。
「あ、あの子じゃない?」
ゆかりが舞台上を指差した。
「あ、宮崎さんだ!」
制服をオシャレに着崩した宮崎さんと彼氏君。
「うわぁ!かっこいいね、あの子」
ゆかりのその声を聞いて、たっくんがゆかりの肩を押す。
でも、本当にかっこいい。
学年で一番かっこいいんじゃないかと先生も言っていた。
素敵な彼氏ができて良かったね。
早く心から笑える日が来れば良いね。