暴走族の秘密の姫君


「あのねぇ…初対面で女の子に間違えられて怒らない人っていると思う?!

もう!みんな認めてるみたいだし総長が言うからしょうがないけど僕が本気出したら絶対負けないんだからね!」


そう文句を言う理央君。

そっかそういうことだったのか。


「ごめんね、理央君。


でも…私は負けないよ!理央君でも私には適わない」


私がそんなこと言うのがよほど驚きだったらしくみんなが目を丸くしていた。


「なんなら今からでも良いよ?」


ふふ、と私が笑うと零がそれを制した。


「ほら、紫もやめて。理央も!


理央、やめておいた方が良いわよ。紫とやったら全治3週間は確実だから」


零が言ったことに驚く理央君。


「紫の気の強さはあたしと同じ位だから。しかも紫の場合はあたしと違って人に怪我しかさせないような部類の技しか使わない」



零すごい。
私が使う技まで分かるの…?
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