24時間プロデュース【完】
「そんな、あたしは何も…!」
本当に何もしてなんか無い。
どうすれば、架の気が和らぐ?
どうすれば、あのバッドエンドを少しはハッピーエンドに変えられる?
どうすればあたしなりに架の未来に希望を見出だせる?
そう必死で考えて花束を渡したんだった。
少しでも未来が明るくなる事を願って。
それなのに。
「お返しなんて要らないよ、必要無い。
あれはあたしの気持ちだもん」
きっぱりと言い切ってふるふると首を横に振ると。
「だーかーら。
最後まで人の話を聞けって。他に伝えたい事があるって言っただろ?」
「あ」
そう言えば最初に、そんな事を言ってた。
何だろうか、架が
もう一度あたしに会えたら伝えたかった事って。