24時間プロデュース【完】
「あの日好きって言ったそれよりもっと。
今日までずっといちるの事忘れられなかった。
たった一日しか一緒に居る事が出来無かったのに。
…それって可笑しい?」
こんなに嬉しい事を言われるだなんて思って無かったあたしは
声を出す事も出来ずに首を横に振るばかり。
可笑しい、なんて思わないよ。
だってあたしもだもん。
あの日から一日だって架の事忘れてない。
何処で何をしていても、ふと脳裏に浮かぶのは架の事で。
確かにあの時、あたしも好きだと応えたけど。
架が、そう言ってくれたから。
だからあたしも同じ分だけ想いを返す事が出来たのであって。
それ以上の募った想いはもう二度と伝えられないと思っていた。