純愛♡ごっこ
「夕凪ちゃん、最近元気無いね。学校で何かあるの?」
「ううん。なんもない。」
あたしは叔母さんに、あのことを話せなかった。
叔父の仕返しが怖かった。
けれど、それが叔父の行動に拍車を掛けることになるなんて、中二のあたしには分からなかった。
ねっとりとした視線を感じることが苦痛で、あたしは、遅くまで外にいるようになった。
友達と万引きをしたり、繁華街をウロついたり。
悪いことに夢中になることで、キモチを紛らわせていた。