純愛♡ごっこ
 

─ 良かった‥

  休みなんや‥



ホッと胸を撫で下ろし、あたしは買い物カゴを手に取って、お菓子が陳列された棚に向かった。


シンは、グルリと店内を見渡した後、雑誌を選びに店の奥へと歩いて行った。


「ありがとうございました。」


買い物を済ませ、あたし達は、コンビニの外に出た。



─ あ‥



ゴミ箱を、片付けている店員がいる。



─ 陸‥?



冬休みだから、また髪を染めたんだ。

陸のストレートの茶色い髪が、冷たい夜風にふわりと揺れた。


 
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