純愛♡ごっこ
 

今までの出来事が、走馬灯のごとく脳裏を駆け巡る。

あたしは、唇を噛んだ。



─ 暴力を肯定したらあかんし。どんな理由があってもナ ─



あの日から、陸は、ずっとあたしを愛してくれていた。



─ ほらね?また逢えたじゃん ─



ずっと、想っていてくれた。



─ ユーナ、勘違いするなよ ─



─ なに? ─



─ 素直には、二通りの意味あるって知ってる?正直なキモチと‥、服従‥ ─



あたしに、大切なことを教えてくれた。

そして、陸は



─ 同じや。なんも変わらんし。暴力はエスカレートする。オレは、そう思う ─



─ ユーナが決めたらイイ‥。決定権はユーナだし。ソラと‥相談してみろよ‥ ─



あたしと空羅を救ってくれた。


だけど、これから先は‥?


あたしは潤む瞳で陸を見つめ、そして、答えた。


「ファイナル‥アンサー‥」


 
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