純愛♡ごっこ
 

「愛してる、ユーナ‥。」


「あたしも‥。」


あたし達は、自然に互いにを求め、深く愛し合った。


だいすきのキモチを、ココロに浸透させるように‥。



「ここ‥、火傷の痕?」


陸の右太股に残るアザを、あたしは指で撫でた。


「そ、ガキん時、花火で焦がしたからナ。」


あたしは、火傷の痕をペロッと舐めた。

そして、顔を上げ


「ね、ユカって子、元カノ?」


と、彼を見つめた。


もう気にしないって決めたけど、やっぱり、ココロの奥底では気になっているんだ。


「付き合って無いけど、前にコクられた。ンでも、心配しなくてイイし。」


「うん♪」


陸は、唇の右端を少し上げて微笑んで


「ユーナ。あかんべみたく舌出して。」


って、言った。


「え?舌?」


不思議に思いながら、あたしは舌をベーッと出して見せた。


 
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