純愛♡ごっこ
日曜日は、陸と駅で待ち合わせた。
そして、空羅を連れ、彼の家に向かった。
彼の両親は、朝から出掛けたらしく、家には誰もいなかった。
ちょっぴり緊張しながら、玄関を潜(クグ)る。
「お邪魔します。」
丈の低いシューズケースには、陸とまりんさんの子供の頃の写真が幾つか飾られていた。
「可愛い♪てか、リク、めッちゃヤンチャそぉ。」
「ハズいし、あんま見んなよ‥。」
マジマジと写真に見入るあたしに、陸は、照れくさそうに微笑んだ。