運命の、その場所で




「ハハ。」

無邪気にちびっ子達とはしゃぐ彼を見て
私は笑いをこぼした。



「お兄ちゃん!!このお姉ちゃん…彼女?」

「え?……バーカ!
んなんじゃ、ねーよ。」





そんなんじゃ…ないんだよね。

分かってる。



友達になってって…言われたんだもん。



分かってるのに…なんかツライ。




片手をデコに添えて、下を向いた。


分かってるのにね?
分かってるのに…期待しちゃう自分が嫌いだよ。


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