寂しがりやの猫
薄明かりの下で 田村の律動をゆっくりと味わう。

激しさと優しさが繰り返される中で 私の中心は どんどん熱くなってくる。


「奈都さ…」

田村が 私の乳房をきつく揉みしだきながら 強く何度か腰を打ち付けて 果てた。


「ハァ…ハァ…」

ぐったりとベッドに倒れこむ。

私は また幸せな気持ちになり、田村の髪を撫でた。


「気持ち良かったよ…」

田村は 顔を上げてちょっと照れて笑った。
私もやっぱり田村が可愛くて笑った。

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