寂しがりやの猫
二人で こじんまりとした柔らかな雰囲気のフレンチレストランに入った。


「素敵なお店ですね」

「だろ?俺の隠れ家。会社の奴らには内緒な」


「アハハ…、私も会社の奴ですけど」

私が笑うと 社長は ちょっと真面目な顔になった。


「中河原さんは特別」

「……」

なんとなく恥ずかしくなって 言葉が出てこなくなった。
< 176 / 214 >

この作品をシェア

pagetop