Signs Of Love【クリスマス短編】
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「お疲れ様でした」



時刻は午後8時を過ぎて。


一緒のフロアで仕事をしている人たちが続々と帰って行く。



だけど、あたしと先輩の社内報係は、明日に入稿を控えて今日も残業。



夜のオフィスは昼間とは打って変わって静かで、壁に掛けられた時計の秒針の音がやけに大きく聞こえる。



「あ、果歩…」



隣から、大好きな声に名前を呼ばれて。



「な、なんですか?!」



あたしの心臓はドキってとび跳ねて、自分でも驚くくらいに、上ずった声をあげていた。



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