Signs Of Love【クリスマス短編】
午前中はとにかく、パソコン画面とにらめっこしながら仕事した。
始業のチャイムが鳴ってから、席に着いたあたしを先輩は「どうした?」って心配そうに顔を覗き込んだけど。
あたしは視線を合わせることなく「大丈夫です」って答えた。
その後も先輩が時折、あたしに視線を送ってくるのをひしひしと感じながらも、とにかく一生懸命気付かないフリして。
必死で涙をこらえた。
そして、午後になって事件が起こった――…