Signs Of Love【クリスマス短編】
だけど、思いのほか…
無情なほどに時間の流れは早くて。
「お、三分の二は終わったかな?」
先輩の声に我に返って、時計を見ると午後8時を回ったところだった…
もう、こんな時間??
全然気付かなかった。
耳を澄ましてみても。
昼間は事務所内にひっきりなしに鳴っている電話の音も。コピー機の音も全くしなくて。
人の気配も感じられなくて、きっとみんな帰っちゃったんだろうな。
今日はイヴだもんね…