Signs Of Love【クリスマス短編】


「先輩はホントに、わかってないです。」



「――――……」



「あたし…、あの日。先輩のベットで。その…下着だけで寝てて。それで先輩がそのことを何も言ってくれなくて、でも自分からも恥ずかしくて、それに怖くて聞けなくて…」



「あれは、果歩酔っ払いすぎて、『暑い暑い』って言いながら自分で服脱いじゃったんだけど…
まあ、それも覚えてないのか…
でも、安心しろよ?果歩を好きだっていう気持ちに誓って、指一本触れてないからな…」



「だから!そう言うことじゃなくて――…!!」



背の高い先輩が少しちびなあたしに視線を落とすようにして見つめてくるのを、下からキッと睨むようにあたしは見つめ返す。



先輩ずるいですよ…



さっきから怒涛波状攻撃のように、好きって単語を連発するけど。



その度にあたしの心臓がとび跳ねてること知らないでしょ?



あたしだって、あたしだって……



「か、ほ…?」


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