極上★獄女~fight1~
ガチャっと風雲児がcafeのドアをあけどうぞと真理亜を先に店に入れる
真理亜は男の人と(ってゆーかcafeに)来たことがないが余裕をかまして
『ありがとうございます風雲児くん』
といい奥の席についた
『いらっしゃいませ、こちらメニューになりますお決まりになられましたらお呼びくださいませ』
といい店員は足早にほかのテーブルを片付けにいった
季節のメニュー?ワッフル?コンポート?スフレ?なんじゃこりゃと真理亜は見られないメニューにめがまわった
風雲児は迷って困っている真理亜に
『ここのcafeはチョコレートスフレが美味しいですよ♪僕も好きでよく食べています。宜しければ…』
とおぜんだちしてくれた風雲児に臨場して
『じゃあそれで!あと、ブラックをお願いしますわ♪』
と言った真理亜に対し少し驚いた顔をした風雲児が店員を呼び
『ブラックとキャラメルマキアートとスフレを』
店員はかしこまりましたと一言いうと厨房に向かった
真理亜は驚いた顔をした風雲児が不思議に思い聞いた
『風雲児くんなぜ私がブラックを頼んだ時少し驚いてたのですか?』
それを聞いた風雲児はバレてたかぁと口をひらいた
『いや、女性がcafeにきてブラックを頼むのは珍しいなと思えて、普通ならカフェオレや抹茶オレや僕が頼んだようなキャラメルマキアートをたのんでいるから。』
それを聞いた真理亜はもしかして俺やらかしたのか?と少し焦った
『お待たせしました。ブラックとキャラメルマキアートとスフレでございます。』
真理亜は黒いハート型のスフレの生地に
(これ焦げてんじゃね?)
と思いっていた
風雲児は
『ナイフとフォークでそのスフレをきってみてごらん』
と楽しそうに真理亜に言った
真理亜は訳も分からず
『えぇ。』
と微笑みスフレを半分に切った
黒いハート型の生地の中から薄ピンクの苺チョコレートをとかしたものが一気に流れだす
『わぁ…綺麗』
思わず真理亜は口に出した言葉に風雲児は嬉しそうに話し出す
『喜んでくれた?僕この苺チョコレートが桜の色にそっくりで大好きなんだ』
と子供のように笑う風雲児
それを見た真理亜もつられて笑顔になるのであった