同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
「なぜか秋姉、自分で服をパッパッと脱ぎ出したから、陸君は慌てて部屋を出て行ったよ」


 あちゃ~。


「その後、あたしに抱き着いて、『陸、好きー!』とか言っちゃってさ。秋姉、息がまだ臭いから離れてよ」


「あ、ごめん。って言うか、私本当にそんな事言ってたの?」


 私は驚いてそう聞いたのだけど、冬は涼しい顔をしていた。


「別に驚く事でもないじゃん。あたしはとっくに知ってたし」


「え、そうなの?」


 自分でも気付いたのは最近なのに?


「それよかさ、ちゃんと陸君に伝えた方がいいと思うよ。酔ってない時に」


「そ、そうかなあ……」


「ベッドインする前にさ」


 おっしゃる通りです。


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