同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
「夏姉、おはよー」


「あら、起きたの? 大丈夫?」


「うん、ちょっと頭が痛いけど、何とか……」


「あんなに飲んじゃ、ダメよ?」


「ごめんなさい。陸、何か言ってた?」


「というと?」


「それは、その……私を軽蔑した様子とか、あったかなあ、なんて」


 実はこれも気になっていた。つまり、陸にだらしない女と軽蔑されていないかなと。


「それは大丈夫みたいよ。『こんなに飲ませてすみません』って言いながら、笑ってたから」


「そう? じゃあ、大丈夫かな……」


「朝ごはんは? 食べられる?」


「ん……お味噌汁だけ、いただこうかな」


 なんて話をしていたら、ピンポーンと玄関のベルが鳴った。


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