同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
「あら? 朝からどなたかしら……」


「私が行くわ」


 私は夏姉を制して玄関へ行くと、「はーい」と言いながらドアを細く開いた。

 すると、若くて綺麗な顔をした女性が立っていた。
 どこかで見た事がある感じなんだけど、誰だっけ?


「あの、こちらに一条陸さんがいるって、聞いたんですけど……」


「あ、はい。確かにいますけど……あ、あなたは、三島結衣、さん!?」


 思い出した。というか、すぐに気付かない私がアホ過ぎだけど。


「はい、そうです。失礼ですけど、あなたは、秋さん?」


「そ、そうですけど、どうして私の名前を?」


「何度か陸ちゃんからお聞きしたので……」


 “陸ちゃん”?


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