ブラウン管の中の彼女
あんたは大人しくお茶漬けでも食ってろ!!
心の中で毒づくと実早はお弁当を広げた。
「おいしそう…」
太一は興味津々でお弁当を覗き込んだ。
お弁当には俵型のおにぎりとから揚げ、ミニトマト、卵焼きなどなど…。
実早の大好きなおかずが並んでいた。
「これ…福永さんがつくったの…?」
「あっこれは祐ちゃんが…「ゆ・う・べ・がんばって下ごしらえしたんだよね~!?」
ついついポロッと本当のことを洩らしそうになる実早を祐ちゃんがさりげなくフォローしてくれた。
「えっ!?ああ!!そうなの!!」
祐ちゃんの声に呼応するように実早もパンッと手のひらをあわせる。
ふー…。
危ない危ない…。
冷や汗が出ちゃった☆