ブラウン管の中の彼女
「福永さん…?」
お弁当が半分以上残っていることに気がついた祐ちゃんが様子を窺ってきた。
やめて。
福永さんなんて他人行儀に呼ばないで。
実早ちゃんって呼んでよ。
「どうかしたの…?」
「……なんでもない」
やっぱり迷惑だった…?
実早が傍にいるとウザイ?
ただ祐ちゃんと話がしたかっただけなのに…。
ダメ…泣きそう…っ…。
「間宮くーん!!」
実早の涙は引っ込んだ。
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