揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「まどかさんは…大翔が襲ってきたって言ってた。だけど、彼女も好きだったから。だから、そういう関係になったんだって」
思わず、心の中の疑問が口をついて出ていた。
2人の言ってる事が違っているから。
彼の反応を…確かめたかったんだ。
胸元をぎゅっと掴んだまま、私は彼の言葉を待っていた。
驚いた表情の彼が、次にどんな言葉を発するのか。
ドクドクと心臓が大きな音を立てるのを聞きながら、彼を真っ直ぐに見つめ続ける。
しばらく真顔で黙っていた彼は、突然ふっと鼻で笑い。
その様子に驚いていると、いつもの温かい笑顔を私に向けてくれた。
「そういう訳ね。俺がまどかさんを好きだからこういう関係になった、って聞かされたんだ?」
まどかさんに話を聞いてから。
ずっと、彼に対して不信感を抱いてしまっていて。
信じるって決めた今でさえも、どこかで【騙されてるんじゃないか?】っていう不安は残ってる。
だけど。
この笑顔が…そんな気持ちを一切合切、拭い取ってくれた気がする。
まどかさんの言葉を一蹴するかのように、彼は呆れた感じで笑い続けた。
思わず、心の中の疑問が口をついて出ていた。
2人の言ってる事が違っているから。
彼の反応を…確かめたかったんだ。
胸元をぎゅっと掴んだまま、私は彼の言葉を待っていた。
驚いた表情の彼が、次にどんな言葉を発するのか。
ドクドクと心臓が大きな音を立てるのを聞きながら、彼を真っ直ぐに見つめ続ける。
しばらく真顔で黙っていた彼は、突然ふっと鼻で笑い。
その様子に驚いていると、いつもの温かい笑顔を私に向けてくれた。
「そういう訳ね。俺がまどかさんを好きだからこういう関係になった、って聞かされたんだ?」
まどかさんに話を聞いてから。
ずっと、彼に対して不信感を抱いてしまっていて。
信じるって決めた今でさえも、どこかで【騙されてるんじゃないか?】っていう不安は残ってる。
だけど。
この笑顔が…そんな気持ちを一切合切、拭い取ってくれた気がする。
まどかさんの言葉を一蹴するかのように、彼は呆れた感じで笑い続けた。