愛かわらずな毎日が。

「……愛!?どうしたんだよ、こんな時間に」

ゆっくりと停まった車の窓が下がり、みつひろが顔を出す。


「…………みつ、ひろ」

みつひろの驚いた表情がぼんやりと滲んでいく。


「み、つ……っ…」

みつひろの顔を見たとたんに緊張の糸がプツリと切れて、目からは途切れることなく涙が溢れ、流れ落ちる。


今まで泣くのを我慢していたのは、ここで泣くためなんかじゃなくて。

聞きたくもない言葉を聞かされたときのためにとっておいたものだった。

それなのに。


涙が止まらない。


ちょっと待ってて、と言ったみつひろが、ガレージに車を停め、慌てて私の元へと駆け寄ってきた。


「なんで、出ない…の。か、け……、なおして、こない…の」

途切れ途切れにそう言った私を抱き寄せたみつひろが、

「ごめん。ほんと、ごめん」

背中を擦りながら何度も謝る。

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