ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
社長の言葉に脅えながらも、ヒロくんがそれでもわたしを選んでくれるのなら……

わたしは自分からあきらめないと誓った。

わたしたちが別れを決断するときは、ヒロくんがそう決めたとき。

“そのとき”にわたしが耐えられるのか、わからない。

でも耐えるしかないから。



わたしは一生懸命、頭の中でシュミレーションする。

何度も何度も。


楓ちゃんのウエディングドレス姿の横に立つヒロくんを。


そして……


楓ちゃんを抱いているヒロくんの姿を。



何度も想像して。

強くなる練習。



平気だよ、これくらい。

だってヒロくんはほかの女の子をたくさん抱いてきたんだから。

今更だよね。


そう自分に何度も言い聞かせていた。
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