ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
さっきまで和やかだった食卓は今は氷のように冷たい。

言いたいことをぶちまけてしまったわけだけど、後悔はしていない。

なんて言われようとも、なんて思われようとも、どうしても貫きたい思いだから。

地平線の向こうに飛ばしたわたしの願いを掴むのはわたし自身。

見失わないように、歯を食いしばって這いつくばって進む。

毎日毎日、ヒロくんを好きでいることに幸せを感じながら、好きだと言いながら過ごしていきたい。


幸い、わたしの気持ちはヒロくんと一緒だった。

こんな奇跡を手放すなんて、一瞬でもそんなことを考えてしまった自分を張り倒してやりたいくらい。


二度と巡り合えない運命の人。

それを確信することができたのは、離れていた時間があったからこそ。

募り続けていた想いが雪崩のように崩れてきて、もうどうすることもできない域まで達してしまっていた。
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