ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
あ、でも、もうひとつ。
世良課長が意味深に言っていたあのセリフ。あれがなんだったのか無性に気になる。
「ねえ? ヒロくん?」
「次はなんだよ?」
「東京稜星大の研究室の研究資金不正流用の情報を入手したルートのこと。世良課長が誤魔化しちゃって、結局よくわからなかったんだけど」
「あの人の考えていることは正直俺もわかんないよ。ただ、数年前に大学の管財課にうちの関連会社である設備会社の人間が移籍しているんだよ。その人からの情報なのかなって。ちなみにその人の奥さんは大学の売店で働いている」
「奥さんの売店勤務は関係ないでしょ」
「いや、わかんないぜ。売店のおばちゃんこそ侮れないよ。守衛さんや清掃員とも仲がいいかもしれないし。大学の経理の事務員とも交流があるかもしれない」
「つまり、最後まで謎のままなんだあ」
「知らないこともいいことだってあるよ。俺たちがそれを知ったら危険が及ぶかもしれないだろ?」
「危険?」
「大学、医療機器メーカー、研究室の教授。これだけそろえば、土曜ワイド劇場も真っ青なシナリオが書けると思うよ」
現実的なヒロくんが珍しくそんなことを言うものだから。
ちょっとだけ怖くなった。
そうだね、下手に首を突っ込まない方がいいのかも。
世良課長が意味深に言っていたあのセリフ。あれがなんだったのか無性に気になる。
「ねえ? ヒロくん?」
「次はなんだよ?」
「東京稜星大の研究室の研究資金不正流用の情報を入手したルートのこと。世良課長が誤魔化しちゃって、結局よくわからなかったんだけど」
「あの人の考えていることは正直俺もわかんないよ。ただ、数年前に大学の管財課にうちの関連会社である設備会社の人間が移籍しているんだよ。その人からの情報なのかなって。ちなみにその人の奥さんは大学の売店で働いている」
「奥さんの売店勤務は関係ないでしょ」
「いや、わかんないぜ。売店のおばちゃんこそ侮れないよ。守衛さんや清掃員とも仲がいいかもしれないし。大学の経理の事務員とも交流があるかもしれない」
「つまり、最後まで謎のままなんだあ」
「知らないこともいいことだってあるよ。俺たちがそれを知ったら危険が及ぶかもしれないだろ?」
「危険?」
「大学、医療機器メーカー、研究室の教授。これだけそろえば、土曜ワイド劇場も真っ青なシナリオが書けると思うよ」
現実的なヒロくんが珍しくそんなことを言うものだから。
ちょっとだけ怖くなった。
そうだね、下手に首を突っ込まない方がいいのかも。