ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「それ、もし本当だったら、それはそれでマジうれしい」
ヒロくんが真顔でそんなことを言う。
マジもなにも、マジですから。さっき言ったでしょ。
「なら、甘えてもいいでしょうか?」
「もちろん、大歓迎」
お互いの肌が触れ合い、唇を寄せる。
触れている部分からあなたの甘いエキスがわたしに沁み込んでいく。
その瞳も、キスも、ぜんぶ甘い。リップ音が耳に心地よく響く。
その音を楽しむようにわざと音を鳴らしてみせる。
キスって楽しいね。そのことを教えてくれたのもヒロくんだった。
「挙式はいつにしようか? でもその前に籍だけは入れておきたいな」
「わたしも籍は早く入れたい。じゃないと一緒に住めないもん」
「じゃあカホの8月の誕生日にしようか?」
「ほんと!?」
誕生日は8月20日。
それはヒロくんとわたしがつき合った記念日でもある。告白されてうれし泣きなしながらOKした日。
あのあと別れを選んだけど、もう一度引き合うように結ばれたのは避けられないことだったんだよね。
ヒロくんが再び本社勤務になれたのはヒロくんがそれを希望して向こうで必死に頑張ってきたからだと、実はこの間、こっそり世良課長に教えてもらったんだ。
なにも知らないわたしはただ運命とか偶然とかそんな言葉で片付けようとしていたけど、ヒロくんの努力がなかったらこんな幸せな結末にはならなかった。
ヒロくんが真顔でそんなことを言う。
マジもなにも、マジですから。さっき言ったでしょ。
「なら、甘えてもいいでしょうか?」
「もちろん、大歓迎」
お互いの肌が触れ合い、唇を寄せる。
触れている部分からあなたの甘いエキスがわたしに沁み込んでいく。
その瞳も、キスも、ぜんぶ甘い。リップ音が耳に心地よく響く。
その音を楽しむようにわざと音を鳴らしてみせる。
キスって楽しいね。そのことを教えてくれたのもヒロくんだった。
「挙式はいつにしようか? でもその前に籍だけは入れておきたいな」
「わたしも籍は早く入れたい。じゃないと一緒に住めないもん」
「じゃあカホの8月の誕生日にしようか?」
「ほんと!?」
誕生日は8月20日。
それはヒロくんとわたしがつき合った記念日でもある。告白されてうれし泣きなしながらOKした日。
あのあと別れを選んだけど、もう一度引き合うように結ばれたのは避けられないことだったんだよね。
ヒロくんが再び本社勤務になれたのはヒロくんがそれを希望して向こうで必死に頑張ってきたからだと、実はこの間、こっそり世良課長に教えてもらったんだ。
なにも知らないわたしはただ運命とか偶然とかそんな言葉で片付けようとしていたけど、ヒロくんの努力がなかったらこんな幸せな結末にはならなかった。