雪桜姫

?『あぁ。俺は妖刀だから《妖刀》ってだけで色んな奴に渡っていった。でも俺は刀だけどちゃんと心も感情もある。だから皆俺を使いこなせず、死んでいった。』


雪『哀れな人間ども。』


?『!! 本当にそっくりだ前主と。』


雪『そんなに....』


?『あぁ。前主もお前と同じ事いっていた。』


雪『そう。』


?『俺名乗ってなかったな。俺は《桜龍》だ。』


雪『《桜龍》...桜をつかさどる龍か....』


桜『驚いた。 そこまで似ているとは...』


雪『そう。 私は夜桜雪月』


桜『雪月か....俺の前では素でいろよ。』


雪『!! わかった。』


桜『無理してたから。』


雪『(マスターしか気ずかなかったのに。)』


桜『マスターだけだろ??』


雪『!! 何故それを!!』


桜『今は話せない。 だけどいずれか話す』


雪『そう。....ただ一つだけ聞かせて....マスターは』


桜『生きてる。』


雪『そう。 生きてる......』














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