はだかの王子さま
「現在わたくしは、父上である、フルメタル・ファングと共に、ビッグ・ワールドと、こちらの世界を揺るがす、大きな計画(プロジェクト)を、発動しております。
そのために、ビッグ・ワールドの王子さまであるあなたの存在が、どうしても必要です。
次代フルメタル家当主で、門番のわたくしの婚約者として、ぜひ公の場に一緒に来ていただきたいのです」
にこやかに『自己紹介』を始める美有希を見て、星羅はすぃ、と目を細めた。
「ドレスは、確かに僕のデザインのようだね?
だけどもそれは、君のために作ったモノじゃないよ?」
「これは王子が、生涯を共に過ごす者のための衣装だと聞き及びました。
婚約者のわたくしが、着て当然ですわ」
美有希の言葉に『家の事情、ね』と小さくささやき、星羅は改めて低く声を出した。
「フルメタル・ファングの娘にしては、かなり。
自分が彼と似てないなとは思っていない?」
星羅の言葉に、美有希は、ちらっとわたしの方を見て言った。
「父に、どころか。
ビッグ・ワールドのどこの貴族とも、顔立ちの特徴が違う、そこの彼女よりは、大分良いと思いませんか?
ビッグワールドでは、顔さえ見れば、どこの家系出身が判ります。
わたくしは、少なくとも、母ダリアと、その実家。
ファウスト子爵家の顔立ちの流れを汲んでいるようですが、その方は、どうでしょうね?」
そのために、ビッグ・ワールドの王子さまであるあなたの存在が、どうしても必要です。
次代フルメタル家当主で、門番のわたくしの婚約者として、ぜひ公の場に一緒に来ていただきたいのです」
にこやかに『自己紹介』を始める美有希を見て、星羅はすぃ、と目を細めた。
「ドレスは、確かに僕のデザインのようだね?
だけどもそれは、君のために作ったモノじゃないよ?」
「これは王子が、生涯を共に過ごす者のための衣装だと聞き及びました。
婚約者のわたくしが、着て当然ですわ」
美有希の言葉に『家の事情、ね』と小さくささやき、星羅は改めて低く声を出した。
「フルメタル・ファングの娘にしては、かなり。
自分が彼と似てないなとは思っていない?」
星羅の言葉に、美有希は、ちらっとわたしの方を見て言った。
「父に、どころか。
ビッグ・ワールドのどこの貴族とも、顔立ちの特徴が違う、そこの彼女よりは、大分良いと思いませんか?
ビッグワールドでは、顔さえ見れば、どこの家系出身が判ります。
わたくしは、少なくとも、母ダリアと、その実家。
ファウスト子爵家の顔立ちの流れを汲んでいるようですが、その方は、どうでしょうね?」