はだかの王子さま
……って!
ちょっと待ってよ!
お父さんが、自分の罪に自分で罰を出すの?
ワケの判らない展開に、思わず小窓の柵を握りしめれば。
王さまは、案外軽く『勝手にすればいい』と手を振った。
『……こちらの世界のことは、判らぬし面倒くさいからな。
我からは、今後グラウェの採取に問題が出ぬ限り、こちらの世界の采配は、そなたに任せた、と言っておる。
好きにいたせ』
なんて、投げやりな王さまの言葉!
けれども、それを予想していたのか。
星羅姿のお父さんは、特に何の表情を動かすこともなく、深々と頭を下げた。
そして、大広間に集まっているビッグワールドの生き物達、全てに聞こえるよう声を出す。
『ここに集いし、我が同朋(どうほう)よ、聞け!
フルメタル・ファングは、私利私欲に走り、ビッグワールドの秘密をこちら側の人間達に公(おおやけ)にしようとした。
その罪は、重く。
如何なる理由、同情の余地があっても、有罪。
よって、フルメタル・ファングが有しているフルメタル家当主の座、及び、フェアリ―ランドの大扉、門番の座を正式に剥奪するものとする』
えっ……!
と思ったのは、わたしだけじゃなかったみたいだ。
大広間に集まったみんなは、ざわざわと騒ぎ出した。
ハンドに捕らえられ『お父さん』ってことになっている本物の星羅も、目を見開き。
今まで、ふんぞり返ったまま、気だるげに話を聞いていた王さまもまた。
お父さんと、星羅の顔を交互に見比べた。
ちょっと待ってよ!
お父さんが、自分の罪に自分で罰を出すの?
ワケの判らない展開に、思わず小窓の柵を握りしめれば。
王さまは、案外軽く『勝手にすればいい』と手を振った。
『……こちらの世界のことは、判らぬし面倒くさいからな。
我からは、今後グラウェの採取に問題が出ぬ限り、こちらの世界の采配は、そなたに任せた、と言っておる。
好きにいたせ』
なんて、投げやりな王さまの言葉!
けれども、それを予想していたのか。
星羅姿のお父さんは、特に何の表情を動かすこともなく、深々と頭を下げた。
そして、大広間に集まっているビッグワールドの生き物達、全てに聞こえるよう声を出す。
『ここに集いし、我が同朋(どうほう)よ、聞け!
フルメタル・ファングは、私利私欲に走り、ビッグワールドの秘密をこちら側の人間達に公(おおやけ)にしようとした。
その罪は、重く。
如何なる理由、同情の余地があっても、有罪。
よって、フルメタル・ファングが有しているフルメタル家当主の座、及び、フェアリ―ランドの大扉、門番の座を正式に剥奪するものとする』
えっ……!
と思ったのは、わたしだけじゃなかったみたいだ。
大広間に集まったみんなは、ざわざわと騒ぎ出した。
ハンドに捕らえられ『お父さん』ってことになっている本物の星羅も、目を見開き。
今まで、ふんぞり返ったまま、気だるげに話を聞いていた王さまもまた。
お父さんと、星羅の顔を交互に見比べた。