はだかの王子さま
「いくら王族、って言ったって『ビッグ・ワールド』でのコトだけだから。
 僕が、向こうに帰る気がない以上。
 日本の。
 フェアリー・ランドでコスチュームデザイン考えるのには、まるで関係ないし」

「でも……」

「ましてや、真衣をお嫁さんにもらう時なんて、更に関係ないし」

「お……お嫁さんっっ!」

 当たり前のことをさらりと言うように。

 何だかとんでもないことを言った星羅に、わたしは飛びつかんばかりに言った。

「身分なんて……っ!
 わ、わたしだって良く判んないけど!
 普通、その、けけけけ結婚とかには、おおありに関係するんじゃあ……!」


 うぁあああ!


 わたしが、星羅のお嫁さん……!


 あり得ないけど……!


 考えられないけどっ!


 そうだったら嬉しいなんて、恥ずかしすぎる~~~!

 
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