夕焼け色に染まる頃






――――………「私達は、女である君を"利用"させて貰うよ」


私は、気を引き締めて頷く。


そしてその数時間後、私は高杉さんのひく馬に乗っていた。

きらびやかな衣装に身を包み、背筋を伸ばして胸をはって――……。





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