ヤンキー少女は恋をする!?①
「でかっ!」


目の前に見えるのは最上階が見えないぐらいの建物。


「ここに・・・・・入るの?」


「あったりまえじゃ~ん♪さあ、入るよ!」


中に入るとこりゃまたびっくり!


床は大理石になっていて、天井には豪華なきらびやかなシャンデリア。


左を見てみると受付をするところがあって、


右を見てみると大きなテレビが置いてあった。


「夏帆・・・・・こんなヤンキーなうちらに似合わなくない?」


「そう?お父さんがやったんだもんしょうがないじゃ~ん♪」


は?お父さん!?


てか、夏帆のお父さんここの人なの?


知らなかったわ~・・・・・・


てか、早く言えよ!


「てか、エレベーターも・・・・・豪華すぎじゃない?」


「いや~、あたしは慣れてるけどねっ♪」


・・・・・当たり前だろっ!


ん?待てよ。当たり前か?


まぁ、あたりまえじゃなくてもいいか。


エレベータに乗って、最上階へ着いた。


「お父さん、連れてきたよ~」


「おぉ、君が羽並茹月君かね?」


「はい」


「よく来てくれた。さっそく協力のことだが・・・・・」
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