誰よりも愛する君へ
「じゃあ次どこ行く?」

「どこでもええよ」

「じゃあ今度は俺の要望で映画館いこか」

「うん」

アタシ達は行き先を決めるとファミレスを出た。


「薫、ごめんね。お金払ってもらって・・・」

「ええよ。気にせんといて!」

「気にするし・・・。彼氏でもないのに・・・・・・」

アタシが少し声を小さくした。

「・・・俺はハルの彼氏になりたいよ」

薫はそういうと決まり悪そうな顔をした。

その後は何だか話しにくくて薫が話し出すまでアタシは静かにしていた。
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