誰よりも愛する君へ
「あいつさ、俺がハルと同じように美加のことで悩んでた時、『ぐずぐずすんなや時間は待ってくれへんのや!』て俺に言ったんや」
「・・・・・・。」
「あいつ・・自分がどんな苦労しとっても絶対、人に弱みなんか見せんでな・・・いっつも人のこと一番に考えてやれるいい奴なんよ」
捺くんはゆっくりと言葉を選びながら話して行く。
「ハルをフッたのも自分の病気のことハルが知って、ハルが苦しむとあかんて思て・・・。ハルと初めて会った日な、あいつ『ヤバイハルに惚れた!!』なんてメールよこしたん」
「自分の気持ち押し殺して・・・ハルをフッたんよ!」
アタシの頬にはいつの間にか涙が伝っていた。
「ハルは・・・今の彼氏が好きか?・・・・・・もういっぺんよう考えてや」
「・・・・・・。」
「あいつ・・自分がどんな苦労しとっても絶対、人に弱みなんか見せんでな・・・いっつも人のこと一番に考えてやれるいい奴なんよ」
捺くんはゆっくりと言葉を選びながら話して行く。
「ハルをフッたのも自分の病気のことハルが知って、ハルが苦しむとあかんて思て・・・。ハルと初めて会った日な、あいつ『ヤバイハルに惚れた!!』なんてメールよこしたん」
「自分の気持ち押し殺して・・・ハルをフッたんよ!」
アタシの頬にはいつの間にか涙が伝っていた。
「ハルは・・・今の彼氏が好きか?・・・・・・もういっぺんよう考えてや」