誰よりも愛する君へ
アタシが唇を離そうとすると優斗がアタシの首を引き寄せた。
優斗の舌がアタシの舌を優しく絡めとる。
「ンッ------ッ-----!」
初めての感触に体の力がガクンッと抜けた。
ベッドからズリ落ちそうになるアタシを優斗はちゃんとキャッチした。
優斗は、まだ息の荒れているアタシをイジワルそうな目で見ながら笑った。
「ハル、ディープ初めてやろ」
「優斗・・・ハァ・・・・・酷い」
「ハル、もう一回やろ!」
優斗は再び唇を重ねる。
「だ・・ンッ!!」
アタシが短く悲鳴を上げる。
ズルズルと落ちていくアタシを優斗はベッドの上に引き上げた。
そしてアタシに覆いかぶさるようにしてキスをする。
「ハル・・・エロすぎ!」
「エロく・・・ない・・ハァ・・・よ」
優斗がエロくしてるんだよ。
「ハル・・・ゴメン・・・・・止まらない・・・」
「ン------優斗・・ここ病院!!」
優斗の唇はだんだんと下にズレて行く。
「優斗・・・ダメだよ!!」
優斗がアタシの首筋に唇を沿わせるとアタシはビクンッっと反応した。
「ハル、今感じた?」
「ん゛------!!」
優斗はそう言ってアタシの制服のボタンを外して胸元に頭を埋めた。
「優斗・・・恥ずかしい・・よ」