龍娘、走る!
仕方ないので自販機まで行って、自腹で烏龍茶を買って飲んでいると。

「む、龍娘、仕事は終わったのか」

体育教師が下駄をカラコロ鳴らして帰宅する所だった。

(くそっ、いいなコイツ、もう帰るのか)

呪い殺すような眼で睨む龍娘。

大体授業もないのに、体育教師は何しに学園に来ているのか。

「龍娘は帰りは何時になるのだ?」

「わからん、生徒達の暴れ具合による」

空き缶をポイとクズカゴに投げ入れる龍娘。

「まぁいい、何時になっても構わんから我が家に寄れ」

「はぁっ?」

龍娘は素っ頓狂な声を上げる。

< 7 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop