死が二人を分かつまで
『別にやましいことをしている訳ではない。【お友達】を家に呼ぶだけではないか』
進藤は必死に心の中で反論した。
そして、最近こんな風に、言い訳ばかりしている自分にふと気付く。
「あ。その前に、ちょっと寄る所があるんですけど、良いですか?」
「寄る所?」
「はい。大学の友達に、ノート貸す約束してて。その子のアパートまで行く予定なんですけど」
「あ、何だ。先約があるなら俺の方は別に…」
「いえ。その友達のアパート、1階がコンビニになっててそこで待ち合わせしてるんです。ノート届けたらすぐに帰るつもりなんで。あっちも一人暮らしだし、さすがにこの時間部屋に上がり込むのは…」
その言葉を聞いて、進藤は頭に疑問符を浮かべた。
一人暮らしだからこそ、気兼ねなく部屋に入れるのではないだろうか?
まだ22時をほんの少し過ぎたばかりだし、若者ならば夜はまだまだこれからなのではないだろうか。
実際、さとしはこのあと進藤のアパートまで来るつもりなのだし。
一人暮らしの学生同士、お互いの部屋を行き来するのにさほど非常識な時間帯とは思えなかった。
進藤は必死に心の中で反論した。
そして、最近こんな風に、言い訳ばかりしている自分にふと気付く。
「あ。その前に、ちょっと寄る所があるんですけど、良いですか?」
「寄る所?」
「はい。大学の友達に、ノート貸す約束してて。その子のアパートまで行く予定なんですけど」
「あ、何だ。先約があるなら俺の方は別に…」
「いえ。その友達のアパート、1階がコンビニになっててそこで待ち合わせしてるんです。ノート届けたらすぐに帰るつもりなんで。あっちも一人暮らしだし、さすがにこの時間部屋に上がり込むのは…」
その言葉を聞いて、進藤は頭に疑問符を浮かべた。
一人暮らしだからこそ、気兼ねなく部屋に入れるのではないだろうか?
まだ22時をほんの少し過ぎたばかりだし、若者ならば夜はまだまだこれからなのではないだろうか。
実際、さとしはこのあと進藤のアパートまで来るつもりなのだし。
一人暮らしの学生同士、お互いの部屋を行き来するのにさほど非常識な時間帯とは思えなかった。