死が二人を分かつまで
その動きに合わせて、長い髪がサラリと揺れる。
「この前はありがとうございました。すみません。俺、礼も言わずにさっさと帰っちゃって」
「あ~、良いよ良いよ。指は大丈夫?」
「はい。おかげさまで」
そこで突然、小夜子はクスリと笑った。
「あ、ごめんね。笑ったりして。進藤くんの話し方って、何か可愛いな~と思って。独特のイントネーションだよね」
小夜子は屈託のない笑顔を見せた。
「進藤君の出身て、もしかして……」
「茨城です」
「あ、やっぱり?大学の時の友達にも茨城出身の娘がいるのよ。茨城のどこ?」
「結城ってとこなんですけど……。すごい田舎ですよ」
「そうなんだ。私はね、埼玉の大宮。お互いおのぼりさんだね」
進藤からしたら大宮など都会も都会だったが、せっかく小夜子が田舎者同士というくくりにしてくれたのだから、あえて反論はしなかった。
「まだ上京したばっかなんで…。自分では分からないけど、すごい訛ってますよね、きっと」
「え?進藤君て、今いくつ?」
「1月誕生日なんで、18歳です」
「この前はありがとうございました。すみません。俺、礼も言わずにさっさと帰っちゃって」
「あ~、良いよ良いよ。指は大丈夫?」
「はい。おかげさまで」
そこで突然、小夜子はクスリと笑った。
「あ、ごめんね。笑ったりして。進藤くんの話し方って、何か可愛いな~と思って。独特のイントネーションだよね」
小夜子は屈託のない笑顔を見せた。
「進藤君の出身て、もしかして……」
「茨城です」
「あ、やっぱり?大学の時の友達にも茨城出身の娘がいるのよ。茨城のどこ?」
「結城ってとこなんですけど……。すごい田舎ですよ」
「そうなんだ。私はね、埼玉の大宮。お互いおのぼりさんだね」
進藤からしたら大宮など都会も都会だったが、せっかく小夜子が田舎者同士というくくりにしてくれたのだから、あえて反論はしなかった。
「まだ上京したばっかなんで…。自分では分からないけど、すごい訛ってますよね、きっと」
「え?進藤君て、今いくつ?」
「1月誕生日なんで、18歳です」