紫陽花~7色のヤンキー達~



『キモいから離して。』


「おいおい。キモいはないだろ?今からするんだから。」


『する?』


「おいおいあの西と付き合ってて何もシてないわけじゃないだろ?」


『あんたもしかして…』


「あっ勘づくって事はヤることはヤったんだ。まあそのほうがいいけどねー。」



まじ何言ってんのこいつ



『誰があんたなんかとヤるか。』


「水沢って意外と頭悪いな。この状況で逃げられると思ってるの?」



そういって原はあたしの両手首を掴み壁に押し付けてきた


そして徐々に顔を近付けてくる


あと数センチで唇がつく距離で顔を止めあたしを見る


その瞬間あたしは男の急所を蹴りあげた




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