紫陽花~7色のヤンキー達~



突如襲った激痛に原は悶絶していた



あたしは原が思わず離した手で原の腹部に一発入れた



すると原はあっけなく後ろに倒れた



「おっお前っ………」


『あっ痛くてそれ以上の言葉がでないんだ?誰があんたなんかとヤるかって言ったでしょ?ナメんなよ。』



そう睨み付けてあたしはその場を後にした



―――…



朝学校に着くとあたしは何故か皆から視線を集めている



あたしなんかへんなもんついてるかな…?



そう思い鏡でチェックするが特にいつもと変わりないあたしがそこいる



なのになんで?



いつも一緒にいる真里子(マリコ)の所へ行くが真里子はあたしを避けるようにして別の子の所へ



なんなのアレ



皆があたしの事を避けている


自分の席に付き考えるが心当たりは何もない



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