恋色カフェ
今日の飲み会は、アンバーから10分程歩いた距離にある居酒屋。全ての部屋が個室仕様になっているから、それ程周りを気にしなくてすむ。
3年前もこういう機会があると、必ずと言っていい程、このお店を使っていた。
だから、店長から慰労会の場所を聞いた時、変わってなかったんだ、って嬉しかった。
変わったことが、あり過ぎたからなのかもしれない──この3年の間で。
些細なことでも、前と変わっていないということが、私をほっとさせる。
「あ、リック、ちょっとどこ行ってたの~?」
店内に入り、予約していた部屋へ通されるとすぐに、勝沼君は女の子のスタッフに腕を引っ張られた。