恋色カフェ


「ずっとどうしたらいいのかわからなくて……でも勝沼さんみたいにも出来なくて……」


私は黙ったまま、じっと怜ちゃんを見つめていた。


「何を言っても言い訳だし、このタイミングで言うのは、なんか自分を擁護しているみたいで嫌なんですけど……」


ぱたぱたと、何かが床に落ちる。彼女が目元に手をやったのを見て、泣いているんだ、とわかった。


「……ずっと変な態度とって、ごめんなさい」



私がアンバーに復帰してから、万由さん、勝沼君の次に話をするようになったのは、怜ちゃんだった。

仲良くしている、と思っていた人に、目も合わせてもらえなくなったことは、正直、ショックだった。


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