恋色カフェ
「彼女も、ずっと悩んでたみたいっすから。だから、自分の身の安全を考えて、彗さんにああ言った訳じゃないっすよ」
「うん……」
大丈夫、わかってるよ。
そう思いながらも、勝沼君の言葉は私に更なる安心をもたらしていた。
「一人でも味方がいてくれるって、心強いもんだよね」
涙も何とか止まって、それでも恐る恐る、勝沼君の方を振り向く。
「だから、勝沼君がいてくれて良かった、って、感謝してるよ」
いろんな事情はどうであれ、これは伝えておかなくては、とずっと思っていた。勝沼君がいてくれたから、私はあの時みたいに、孤独にならなくてすんだんだ。
「俺は、何があっても彗さんの味方っすから」